中学生の頃
私は中学の時、バスケットボールクラブに入部しました。
それは姉も入部していたクラブです。なぜ虐めっ子の姉と同じクラブに入部したのかは、
母親に、姉のようになれ、見習え、と言われ、選択肢なしで入部させられたからです。
だけど、スポーツも万能、成績優秀、ボスのような存在で皆から慕われ、キャプテンもつとめていた姉に比べて、私はどんくさい、大人しい、いじめられっ子、成績も中途半端、何をとっても姉に叶うはずはなく、いきなり顧問をしていた先生に、お前はよく出来るお姉さんに比べたら「カビ」みたいだ!と言われました。
それから私の学校でのあだなは「カビ」
姉を筆頭として、私へのいじめも加速。。。
辛かったです。。。カビ、カビって言われ続けるのは。。。
その顧問の先生までもが私のことをカビと呼んでいたのですから。。。
今のご時世だったら、教師が生徒にそんなあだ名をつけて、それがきっかけで、さらに虐めが悪化してしまうような事があったら、しかも教師すらカビと生徒を呼ぶのは大問題ですよね。
あの時代は、教師も生徒を平気で虐めていた時代。
悲しいですね。。。
虐めの中で嫌だった事の一つは、壁に沿って立たされ、数メートルの勢いをつけて走ってきて、顔面に両手をガーンと張り手をしてくる遊びでした。私はいつも顔面に張り手をされ、その勢いで壁に後頭部を激しくぶつけ。。。痛がって泣く私を皆は笑って楽しんでいました。カビって泣くんだって。。。
顔面の痛み、後頭部の痛みも相当で、いまだに忘れませんが、それよりももっと痛いのは「心」です。。。精神的な傷の方が大きいです。。。
私が腑に落ちないのは、なぜ、虐めっ子の姉のようにならなければならなかったのですか?そうなれない私は、なぜ、虐められ続けなければならなかったのですか?私も気が強くなって、虐める側に回らなければならなかったのですか?虐める側に回らないから虐められ続けたんですか?
そんなの間違っています。
絶対に!間違っています!
よくお腹が痛くなりました。頭も痛くなりました。これは心が悲鳴をあげていたからです。だけど母親は、私は怠け者で何もやりたくない最悪な人間で、そんなさぼり癖は許さないと私を叩く、、、蹴る。。。大嫌いだ、、お前を見ていたらイライラしかしない!気持ち悪い、臭い、汚い!とも連発されてました。。。
だから休まず学校に行きました。。。一生懸命通いました。
虐められるための学校に、、、休まず行きました。。。